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米国の投資系YouTuberが選ぶ最高の米国高配当ETF

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このブログでは、海外の投資系YouTuberがどのような高配当ETFを選んでいるのかを紹介いたします。それにより、今まで知らなかったような海外の高配当ETFに気が付き、より銘柄選びに詳しくなれるように解説いたします。

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日本とは全く違う海外で人気の高配当ETF

たまに、海外の高配当ETFのYouTubeの動画を見たりしますが、日本で人気のETFとは全く違うランキングになりますね。これは、圧倒的に米国の方が購入できるETFもたくさんあって、選択肢も多いからだと思います。「HighDividend」「ETF」「Passive Income」などのキーワードで検索して見つけた5つの動画で紹介していたETFをランキング形式で紹介します。

なんとなくですが、「毎月分配ETF」が人気があるようです。やはり米国の物価高騰などで副収入としての毎月分配を確保していくのもすごく大事なんでしょうね。

そういったときには今回紹介するような高配当ETFがすごく役に立つと思います!残念ながら、日本で買えないETFがすごく多いのが残念ですが、参考にしてください!

高配当ETFの得票を見てみましょう

以下のように、米国では断然のSCHD人気です。これを日本で買えないのは本当に残念に思えます。そうなると、安定して成長するVYMを軸にしていくしかないかなと思います。DGROも買えないんですよね。

本当に海外のすごく良いETFが日本で買えるようになって欲しいなと思います。また、もっとJEPI/JEPQに票が集まるかと思いましたが、そうではなかったですね。比較的、オーソドックスな株式に投資をしているETFに人気が集まるようです。

Noティッカー得票数ファンドの名称楽天証券
1SCHD5Schwab U.S. Dividend Equity ETF✖︎
2VYM3バンガード・米国高配当株式ETF
3DGRO2iShares Core Dividend Growth ETF✖︎
3DVY2iシェアーズ 好配当株式 ETF
3HDV2iシェアーズ コア米国高配当株 ETF
3IDV2iShares International Select Dividend ETF✖︎
3NOBL2ProShares S&P 500 Dividend Aristocrats ETF✖︎
3SPYD2SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式ETF
3VYMI2Vanguard International High Dividend Yield ETF✖︎

これらの動画の中では、あとは1票が入っている銘柄は次のようなものです。DIA、FGD、JEPI、JEPQ、MLPA、PEY、PRF、QYLD、SDIV、SPHD、VIG、VNQ

DIAはDIA: SPDR® ダウ工業株平均 ETFというETFですが、人気のインデックスファンドなのですが、毎月分配です。月によってばらつきがありますが、こういったものを買っておくのもありですね。

この1票の中で、PEY、PRF、SPHD、VNQは楽天証券で買うことができません。SPHDはS&P500の中で低ボラティリティの高配当ETFで毎月分配です。SPYDと比較しても低ボラティリティで安定しているので、魅力的だなと思います。

またVNQバンガードのREITのETFです。これも低コストでパフォーマンスも良いので、本当は日本でも売ってくれるとありがたいのですが。。。魅力的なものが多いですね。

各高配当ETEFのパフォーマンスを見てみる

これらのETFを5年間のトータルリターンの高い順番に並べ直してみます。そうすると実測でもSCHDの強さが光ります。株価の上昇、分配利回り、増配、連続増配、手数料と何をとっても最強!本当に日本で買えないのが残念です。

また、DVYは日本でも買えますが、利回りの良さが光るのか、トータルリターンはかなり良いものになっていますね。DGROも日本で買えないのが残念です。これらが直近の5年間でVOOを上回っていました。最近話題の配当貴族のNOBLがランクインしていますね。

🐸の好きなDGRWJEPQJEPIが入っていないのが残念ですねー。VYM12年間連続増配は本当にすごいですね!

NoティッカーPR 5TR 5 分配
 TTM 
分配平均
成長5年
連続
増配年数
手数料楽天証券
1SCHD49.53%75.98%3.41%13.74%100.06%✖︎
2DVY26.50%66.44%3.39%6.98%20.38%
3DGRO43.35%61.43%2.33%10.61%80.08%✖︎
VOO47.47%61.06%1.62%6.37%20.03%
4NOBL43.59%60.02%1.92%9.37%00.35%✖︎
5VYM27.15%49.24%3.02%6.25%120.06%
6HDV18.25%42.58%3.66%4.73%10.08%
7SPYD12.01%41.60%4.91%6.88%10.07%
8IDV-16.79%13.05%7.08%5.43%20.49%✖︎
9VYMI-7.58%14.12%4.47%5.46%00.22%✖︎
5年間のTR(トータルリターンが高い順です)

過去5年間の株価の変動を見てみましょう

さて、トータルリターンでパフォーマンスをみることが多いのですが、株価のリターンでもみてみたいと思います。以下に有名どころの高配当ETFを見てみました。こうみてみると、VIGVOOは非常にパフォーマンスがいいですね。

増配が行われる銘柄はやはり株価の成長も高いようです。VYM、DVY、HDV、SPYDも緩やかに株価が成長しています。この辺りは分配金とのバランスですね。

QYLDは株価で見ていると35%近くマイナスです。。。最近のNASDAQの復活で株価の上昇が見られるようですが、QYLDに投資をしたい人はご注意を。

まだ世界中の高配当銘柄に投資をしているSDIVも株価は60%以上マイナスです。いわゆる「配当の罠」「Yeild Trap」と言われる銘柄に近いかもしれません。皆様も高配当銘柄を見るときは「PR(Price Return)」「配当を入れない株価の推移」に十分ご注意ください。

https://jp.tradingview.com

株価と配当の関係性は

要するに「配当が多いと株価が下がる」と言われますが、以下のY軸に過去5年間の価格のリターンと、X軸に最新の分配率をおいて分布を見てみました。そうなると綺麗に右肩下がりの分布が見えますね。

こうみうとExcelに引かせた平均的な線の傾きから垂直に離れている銘柄は特徴的です。特にやはり、SCHDはこれだけの分配率だと価格の成長はVYMDVY程度のはずなのに、VYMレベルになっています。

高配当なのに株価が伸びる、そして増配率もすごいということで、ここでもSCHDの凄さがわかります。VYMIはVYMのInternational版で、米国以外の高分配銘柄を集めているもので。これは逆に株価が下がりすぎですね。こちらも日本では買えません。

こういう分布で見てみると面白いですね。

まとめ

🐸カエル
🐸カエル

いかがでしたでしょうか?

日本では、高配当ETFというとVYM、HDV、SPYDが人気です。ただ、なぜこれらがここまで人気なのか、、、。両学長のおかげもありますし、手数料が安いというのもあると思います。

ただ、増配が実は少なかったり、分配が不安定だったり、他にももっと分配金が高いものがあったりします。日本では御三家を買っている人が多いので安心感がありますが、だんだん慣れてきたら、一歩踏み込んで、インカムのための投資の勉強をしてみるのも良いですね。

日本の高配当投資はやはり連続増配12年で広く分散されているVYMを中心に、増配銘柄のVIGDGRW、超高配当のJEPQJEPI、さらに債券系のETFを組み合わせるのがいいかなと思います。

今回の内容を参考にしてください。

この内容を動画にしているものは以下になります。もしよろしければ、ご参照ください!

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