投資家カエル

カエルの本棚

シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント

エリック・ジョーゲンソン 著/櫻井祐子 訳(サンマーク出版)

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カエルの感想

働き方やビジネスの見方を変えてくれた本です。一冊の本として書かれたものというより、ナヴァルのブログや発言を集めたものですが、そのぶんかえって読みやすかったです。

特に印象に残ったのは、「富」と「お金」は違うという話です。富とは資産であり、寝ている間もお金を生み出してくれるもの。一方でお金は、使えば減っていくものです。資産を持つ人こそが本当の意味での富裕層であって、単なるお金持ちのままでは、いずれ使い切ってしまう。納得の内容でした。

だからこそ、自分の時間を売るのではなく、自分の資産を持つ。その資産には、投資や不動産だけでなく、YouTubeなどのメディアも含まれます。自分の経験や知識を発信すれば、それを必要としている人がきっと見つけてくれて、それが資産になっていく。そして、それを長期投資のようにやり続ける。そういう趣旨のことが書かれていました。

これが、まさに私のYouTubeチャンネルの方針になりました。誰かの役に立つと思ったことを発信し続け、そのために役立つ知識を学ぶ、というサイクルです。役に立つ知識を発信すれば、必要な人のほうから探しに来てくれる。だから「バズらせる」ことは狙わず、耐えて長く続けることを目指す。その姿勢をくれた本です。

これこそが「許可のいらないレバレッジ」です。誰かに申請したり許可をもらったりしなくても、自分で頑張れば実現できる。SaaSやアプリのビジネスの基本にも通じる考え方だと思います。投資の本ではありませんが、投資の本質を教えてくれるような本でした。

この本に書かれていること

  • 「お金」と「富」は違う。富とは、寝ている間もお金を生み出してくれる資産(事業、株、不動産、ソフトウェア、メディアなど)。
  • 自分の時間を売っているだけでは豊かになれない。資産を持ち、自分の判断に「てこ(レバレッジ)」を効かせる。
  • 人を雇う労働、お金という資本に加えて、コードとメディアは「許可のいらないレバレッジ」。一度つくれば何度でも働いてくれる。
  • 学校や研修では身につかない、自分の好奇心や得意から育った「特有の知識」が価値を生む。
  • 長いゲームを、長く付き合える人とする。富も人間関係も知識も、複利で増えていく。
  • 幸福は身につけられるスキルである。

本の情報

書名シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント
著者エリック・ジョーゲンソン
訳櫻井祐子
出版社サンマーク出版
発行2022年8月
原書The Almanack of Naval Ravikant

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本の紹介であり、特定の金融商品の売買をおすすめするものではありません。

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